黒部源流紀行  H18年9月5〜8日 晴れ時々雨暴雨風雨、雷、洪水警報 
                

9月5日   1日目
台風一過で朝は雲一つ無い青空、薬師岳の山頂からは富士山も見えたそうだ午後から雨の予報であったが夜には快晴でした。

2年前に雲ノ平というのがネットの間で流行っていた、その時はテント泊を始めたばかりで双六にテントを張り、ここをベースに双六岳、三俣蓮華岳から
雲ノ平、黒部五郎岳を眺め鷲羽岳からワリモ岳を越えワリモ分岐まで行ったのだが水晶は遠くて双六のテン場に帰らなくてはならなかったので涙を飲んで
黒部の源流へ下ったのであった三俣にテントを張れば良かったと思ったが今回はそのリベンジも兼ね昨年病院のベッドで計画を練り出発の段階まで完璧な
はずで有ったがまたもや台風一過である晴れる物だとばかり思っていたが8月一杯雨の降らなかった北アルプスの山荘にとっては恵みの雨だろう。

前日夜6時に有峰林道へ入り折立で車中泊、テントは3張り朝から快晴ださい先良いねえ 9時10分、3時間半で太郎平小屋到着、時間も早いので薬師岳ピストンだ
富山県は山頂にも水洗トイレが凄いです 薬師峠でテント設営、他は沢登りのグループだけ女の子が一人でテントが2人も軽量化、見習いたい
雲湧く赤牛岳。近い 薬師岳山荘でラーメンを食べた小さな小屋ですね
圏谷群は氷河時代、氷河の浸食作用によってできた広い椀状の谷のことらしい 何とか雲の掛からなかった山頂だ薬師だぜ
ガス湧く金作谷カール 雲上の散歩道
明後日行く予定の水晶岳と雲ノ平、待っててね 黒部五郎と北ノ俣岳
夜食はリゾットとスープで軽量化だ 水場の水は煮沸するようにとお茶にしました

9月6日  朝から雲一つ無い快晴であったが昼前には雨が降り出し午後からは大雨洪水警報まで完璧です蝶、常念の悪夢が蘇る。

沢を攻めるグループも同じ朝6時出発です このテン場で水晶と雲ノ平のバイトの女の子と出会う
今日は薬師をピストンしてから雲ノ平だそう神戸の子も
朝から快晴だ富山方面は雲の下不吉な感じだ 太郎平小屋と薬師岳
気持ちの良い木道歩きだす快調 北ノ俣岳
赤木岳 中ノ俣乗越と黒部五郎岳
ここがきつくて下からガスが湧いてきた 何とかガスのない山頂
黒部五郎のカールはでかいねえ 雲ノ平と鷲羽に水晶だ
雷岩でとうとう雨が降り出した、以後写真がない 黒部五郎小舎に午後1時到着カレーを食べたのだが
大盛りにしてくれた

今回ラジオを持っていてずっと聞いてましたが富山県全域に大雨洪水警報が出ていてたのでスパッツにレインを着て万全だったので
靴の中まで濡れることはなかった翌日の天気で水晶岳に登る予定だったので三俣山荘まで行き山小屋に泊まることにしましたこの日は
10人だけでTVを皆で見て明日の降水確率は90%だと全員がっくりと肩を落とし新潟の方は同じコースだったが、連泊して水晶に登って
帰るんだと羨ましいなあ。


9月7日 今日も最高、大雨洪水警報発令

山小屋は良いなあ乾燥室が有るんだもんなあ
新潟の方はいきなりパンツまで脱いで着替えるの
でびっくり
この日は夜半から暴雨風雨で仕方なく黒部の源流から
上りワリモ分岐まで行ったが飛ばされそうな風と雨で水晶は
、またもや断念
祖父岳山頂は天望無し 雲ノ平山荘、11時薬師のテン場で出会った子達と
ばったりここで休憩して泊まろうかと思ったが天気の
回復も期待できず時間もあるし薬師沢小屋迄下りる
ことに
天気が良かったら最高だろうなあ 奧日本庭園らしい
ここで某ヒュッテの社長に出合いアドバイスをして貰う
有り難うございました下山ルートはきつかった
薬師沢小屋に3時到着川は渡れずハシゴを登りました

9月8日 雨のち晴れ 悔しいことに下山日だ

この小屋は4度から6度まで傾くそうで歩いていると
おかしくて川の方へ足を向けて寝ないと足が吊りそ
うだ
この小屋でも10人ほどしか居なくて韓国から登りに来ている人まで良いなあ
朝6時出発、天気が回復しそうで悔しい 青空まで見えてきた
太郎平小屋でコーラを飲んで初日にテントの受付を
してくれた方に出合もう一日どうかと悔しいなあ
何という青空でしょう日焼けをしながら9時30分
下山開始
大日岳と剣近い紅葉は立山だな天気が良すぎて
日焼けだ
折立到着は11時、マイクロバスの団体が到着です
有峰湖も綺麗ですね 国民宿舎白樺ハイツで久しぶりのお風呂だ
風呂から上がると、ごらんの天気山は駄目だな 赤い花
白い花 ピンクの花
リンドウ
並べてみると面白いですね 仲が良いです

3泊のテント泊が2泊も山小屋泊まり雨降りのテント泊は懲り懲りです、でかいザックで山小屋泊まりも辛い。
もう一週延ばしても天気の回復は望めず薬師岳と遠くて行けないと思っていた黒部五郎岳に登れたので
良しと。次回は雲ノ平にテントを張り高天原でノンビリと行きたいなあ。

inserted by FC2 system