表銀座  (燕岳〜大天井岳〜常念岳)  H22年7月21,22日 晴れ時々曇り  乱丸&のこ

 表銀座と言われても山のことを知らない人には何のことだか山小屋が何カ所か有るだけで民家などは一切無く寂しいところである勿論街灯も信号もない当たり前だな。
燕岳というのは7年前、山のことは何も知らないときトラックの運ちゃんに勧められ登った山で山小屋に泊まるのも初めて燕山荘で一緒になった、ご婦人に
北燕岳のコマクサが凄かったとかブロッケンが見れたとか、何のことだかさっぱり解りません、話を聞くだけで楽しかった勿論燕山荘の主人のホルンや色々な山の話は楽しくて山の上が寒いのにも驚いた山荘に到着するなり「ストーブを入れましょうか?」と言われ暑いのに何を馬鹿なと思った思い出があります初体験ですなあ。
正確には燕岳から槍ヶ岳方面を表銀座と言い、燕岳から常念岳そして蝶ヶ岳までのコースを常念山脈、又パノラマ銀座と言うらしいが確かに大天荘から先は殆どの人が槍ヶ岳方面へ向かった、学生登山の団体までが余裕が有ったら槍だな。
蝶ヶ岳からの槍穂の展望は素晴らしいと言うことでテントを担いでH18年7月12〜13日蝶ヶ岳〜常念岳を三股から周回した,土砂降りの雨の中テント泊の練習に行っただけ、虫に刺されながら下った前常念の下りは悪夢のようで、のこは足の爪が剥がれるという大惨事に展望も全くなくリベンジする計画を立てた、中央道を豊科で降り「町営しゃくなげ荘」の登山者駐車場に車を止め朝一番のバスで中房温泉へ行き帰りは一ノ沢からタクシーで戻るコースがメジャーな様で結構車が駐まっていた。
梓川SAで深夜割引の為時間調整「平日は損だ」して4時過ぎには到着しバスを待つことに、しかし誰も待っている人は居ない、しゃくなげ荘から出てきて体操をしている方に挨拶をするが「私ら台湾人、言葉解りません」だと泊まりでトレッキングに来てるんですなあ。
5時15分のバスは先客2名のみのハイエースで中房温泉まで1時間近く掛かりました、こんなに遠かったっけ昔のことで忘れたな。
最近は、綿密な登山計画で天気が良い山が続いてます。

7月21日 朝6時中房温泉スタート

7年ぶりの中房温泉は登山口に温泉まで出来て立派、駐車場も車で一杯バスまで驚きです、今回は合戦小屋でスイカを食べましたが大きいので一切れを半分にするのがお勧めだそうです、登り始めは雲一つ無い青空でしたが午後はガスが上がってくるのは毎日のようで途中から見える大天井岳の登りはきつそうに見えるのは気のせいか。

7月21日 10時20分燕山荘到着

 7年ぶりの燕山荘は懐かしい直下には、お花畑があり天気も素晴らしい、燕岳までピストンだ、コマクサの群落は素晴らしく沢山の人で賑わっていた日帰りの人も沢山居て北燕岳を勧められたが、わたいら先があるもんで行けませんね。

イルカ岩のバックに槍ヶ岳、この展望を見ただけで帰っても良いかな。

7月21日 12時 燕山荘出発

しかしご飯を食べたりしていて、ゆっくりしすぎたかな居心地の良さそうなテン場に別れを告げ、いざ大天井へ、しかし燕山荘の周りのコマクサの株の大きさには驚きだ、以後常念までコマクサはずつと咲いていて飽きるほど、嫌な雲が槍方面に掛かって来るも天気は悪くない。

前にも来た蛙岩は良く解らないが見る角度かな大天井岳の登山道がよく見える、学生登山の集団を先に行って貰うことに、只今ヘロヘロです。

久しぶりに見るガーコちゃん親子、この山域では天気が良くても出てくるそうで安心ですが、猿の集団まで出てくるとは、小林喜作レリーフ辺りは霧が出てきて展望今イチ、毎日午後はガスが上がってきて夕方には晴れるんだそうです。

7月21日 15時30分大天井荘到着

この日のテン場は4貼りのみ山荘は学校登山で満杯、燕から前後して一緒だった、お父さん4人組はテントで宴会だ、カマトロとキムチ鍋だそうな山の上で刺身かいなザックがでかいはずだ、明日は槍ですね良いなあ。しかし夕方から晴れると言っていたのにまったく晴れず大天井岳は明日の朝登ることにしょう。

     

朝起きると素晴らしい天気ではないか早速大天井岳へ登ると一杯ではないか、しかも皆さんフイルムカメラで凄い、槍ヶ岳の近いこと驚きだ暫し撮影タイム。

7月22日 5時50分 大天井荘出発

爺ヶ岳から鹿島槍まで、まるっとお見通しだすなあテント撤収して、いざ常念へ、しかし来た人は一人だけ皆槍ヶ岳へ、羨ましすぎ。
車を沢渡に回送して貰ってもリーズナブルな値段だな、余裕のある人は槍を越えて鏡平周りで降りるんだとか。

東大天井岳の下の登山道の横にテントが一張り何だかなあ、熱い日差しの中を、いざ常念へ2時間半かな、ずっとコマクサやリンドウが咲いてます。
おすすめのコース目の前には槍穂が近ーーい絶景だ。

7月22日 朝8時30分 常念小屋到着

 槍をバックに「やりー」涸沢をズームで見ると雪渓が結構有るテントもちらほらと、と言ってる間に常念小屋と常念岳が結構近いね。
一の沢から登って槍へ行くのもグーですね。

毎日学生登山が100人くらい有るそうでヘリの輸送は大忙しですね、槍の展望も良いし、このテン場もお勧めです。

7月22日 朝8時30分 常念小屋到着

槍穂から黒部五郎、鷲羽、雲ノ平、水晶もバッチリ

前に雨で展望がなかった常念からは360度グルッと大展望だ頂からは常念小屋と横通岳が昨日まで歩いてきた道が見渡せて素晴らしい常念小屋でタクシーを予約して貰い昼ご飯を食べたのだが日陰が無くて暑いにのなんのって参りました下山途中に中学生の団体や沢山の人に出会いましたが今日も山荘は満杯だろうなあ。

10月16日 14時20分 便ヶ島到着

一の沢までの樹林帯歩きは嫌になるほど長いように思いましたが、到着したらタクシーがお待ちかね、しゃくなげ荘で風呂に入り、蕎麦を食べて帰りました。


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