南アルプス光岳・聖岳 H21年10月14〜16日 晴れ時々曇り  乱丸&のこ

 暑い時期はきついであろうと後回しにしていたら10月も半ばに成ってしまったではないか今日も山頂では雪がちらって居たそうな、登山口の易老渡も便ヶ島もナビでは検索不可で有った、最近ナビのHDDが壊れて修理したばかり去年地図をバージョンアップしたら今回で打ちきりだと言われ調べてみると7年前に買ったナビだった、最近よく画面が青くなってきている、此方の方がブルーに成るではないか寿命かも。
上島トンネルの道は工事中で通行止めなそうな 日本のチロル「下栗の里」を通っての道であるが途中恐ろしく狭くて帰りは不安だ、登山口までは間違っているかと思うほどの落石だらけの林道を走って便ヶ島の聖光小屋へ夜10時過ぎに到着すると、小屋の親父さんが懐中電灯片手に車中泊代を徴収に、まあ小屋の前に車を止めて3日ほど番をして貰う代金かな、空には一面の星で、あれがスバルで、こっちは天の川だと解説していただき離れの小屋で千円で仮眠しても良いと言われたが面倒なので車中泊だ、聖平小屋の水場も大丈夫で光小屋の下の水場は枯れないと言う情報を寒いのに良く行くわと言われ、余計なお世話だす。

10月14日 朝6時

 最終日の下山予定地の便ヶ島に車を置いて光岳の登山口である易老渡へ林道歩きだ、水が心配で3リットル持ち要らないと思うがテントまで詰めてザックは20キロ程か、この時点でバテかけている。

10月14日 6時40分出発

 易老渡の駐車場には車が3台有った、今日は寒いと思いタイツを履いて冬ズボンの重装備である面平迄の登りで足が上がらない、諦めて下山して温々の温泉旅館で贅沢三昧した方が良かったと後悔したが諦めてタイツを脱いで登る事に途中で単独の方2人と出会う話をすると昨日は雪が降って寒かったそうで光小屋には、散らかったザックや食事の後があり光岳の登山道には服や帽子があり昨日ヘリで運ばれた人が居るそうで夕べは誰もいなくて怖かったそうである今日も誰も居ないだろうと嬉しい、お話を静高平の水場が出ていると聞いて一安心だな。

難にもない易老岳を過ぎると、やっと登りは終わったと思っていたのに静高平まで登りがあるんでないかい、ヘロヘロである水が出ていたので補給をして行くことに。

10月14日 15時30分 光小屋到着

イザルヶ岳は展望が良くて往復15分なそうだが今一の展望で寒いだけ、サッサと撤収して光岳へ行こう、光石で関東からの年配者5人組テント泊の方に出会い、お互いに今夜はご一緒で良かったねと一安心です今日は池口岳から加加森山を縦走してきたそうで5日ほど山へ入っているそうで明日は寸又峡温泉の方へ下山するというコースタイム13時間30分らしい明日は3時起きらしい連日大きなザックを背負い9時間は歩いているそうだ夜は霙が降って展望無し。

10月15日 朝5時30分出発

夜中から雲一つ無い星空で富士山が奇麗だ霜の降りた亀甲状土の木道を聖平へ誰も居ない中二人ぼっち。

まっ白に霜が降りて紅葉が良い感じの三吉平から、しらびそ高原を眺めながら仁田池手前の木道へ池は一部凍ってます寒いです、仁田池の辺りは夏はお花畑なんでしょうが今は何も無いね。

ぐるっと、しらびそ高原

台風18号の為かオオシラビソの倒木が延々と登山道を塞いでいてザックが重くて乗り越えるのにバテバテで朝の内は天気がよいのだが昼にはガスが沸くんだなあ、しかしオオシラビソの実はガトリングガンの弾のようで凄いです普段倒れていないので滅多と間近で見れないホシガラスは旨そうに食べているので味見をしたが旨くない。

茶臼岳迄来ると上河内岳の方はガスが掛かって居るではないかハイジの丘で展望を楽しむがペーターには出会わなかった、誰も出会わないとはシーズンオフかな今夜の聖平小屋は二人ぼっちの様な予感がする。

奇岩竹内門 なそうな岩の模様が不思議な紋様だな、ちゅー太郎は寝んねかと思ったらご臨終だ、南岳辺りにマツムシソウが残っていたのは以外だ今年お初です。

10月14日 15時30分 聖平小屋到着

 名古屋のご婦人方3人とテントのお兄ちゃんが一人、良かったですね今夜も二人ぼっちじゃなかったガレージで食事をして沢へ水汲みに夕方にはガスが掛かってまっ白皆さん6時前には就寝だ寒くてカイロが手放せませんなあ。

10月16日 朝6時 出発

 天気が良いね雲一つありません名古屋のご婦人達は昨日聖岳に登ったそうで奥聖岳までピストンしても3時間で楽勝だと言ってくれましたが、のこが不調でヘロヘロです小聖岳から眺めて帰ろうかと思うような激登り本間に3時間で帰ってこれるのか。

富士山が近ーーい天気は最高、赤石岳の近いこと避難小屋まではっきりと、しかし余りの寒さに陰に隠れてコーヒーを飲んでのんびりと今日は帰るだけだしね。

ぐるっと

山頂からは、しらびそ高原から尾高山から兎岳、百聞洞山の家もよく見えてますが寒いのでサッサと降りて帰ろう、便ヶ島までは延々と樹林帯で見てる間に山頂はガスが掛かって展望なし、下界の紅葉は今ひとつだな。

10月16日 14時20分 便ヶ島到着

延々と樹林帯を歩いて廃屋を過ぎて西沢渡の荷物用ゴンドラを轢くのが辛かったが降りしないにコツを掴んだ今度行くときはバッチリだす、 聖光小屋の親父さんと暫しお喋りを昨日からずっとヘリが飛んでいるので何かあったのかと聞かれたが此方が聞きたいくらいです、しかし皆帰って自分たちが一番最後だったとはね、ま帰りは対向車に出会わないことを願いながら帰ろう。

夜で解らなかったけど、下栗の里は凄いところに集落があって斜面で畑をしていたのには驚いたね、対向車に出会ったのもきつかったが、かぐらの湯がまた遠かったけど良い湯でした下栗芋を買って帰った。


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