蝶ヶ岳(2,664m)〜常念岳(2,857m) H18年7月12〜13日 曇り雨 
                

2年ぶりのテント担いでの北アルプスだ、前週に台風4号が日本海を北上し、このまま梅雨明けかと言う気象庁の予報が、間際になって台風が熱帯低気圧に変わり雨に急変も12,13日は大丈夫のはずだった天気が悪ければ温泉にでも泊まってノンビリとしょうと思っていたのだが、気象庁の馬鹿ヤロー、コロコロと予報が変わりすぎだ。
夜中の2時頃に到着するとテントを張っている人や灯りの付いた車など数台有り雨もふっていないしラッキーと言うことで就寝するも夜明けには土砂降りの雨テントの人は帰り松本ナンバーの人が居るだけヘリは何度も飛んでいるし前常念はかろうじて見えている、しばらく様子を見ていると熊谷ナンバーの二人がやってきて東海地方は雨は大丈夫らしいって、ここは東海じゃないんですが、今日の天気は仕方ないけど明日は良いかもと言うことで皆で出発です、途中で下山してきた方達が雨で展望がないので蝶ヶ岳だけで下りてきたと言っていたので私たちも雨なら下山することに決め登ったのだが甘かった、やがて土砂降りになるのであった。
今回水場がないので下から3リットル汲み上げザックの重さは17キロ、2年ぶりのテント泊でヘロヘロになりました。

朝の三股は車は5台ほど前常念に雲がかかり展望なし 立派な案内板
雪解け水が豪快です つり橋を渡り、いよいよ山という感じ
最後の水場、3リットル汲んでいったのだが蝶ヶ岳ヒュッテで買えば良かった教訓です水はこれから現地調達することに だんだんと前常念が雲の中へ雨は降ってくるし最高だ
まめうち平で、すでにヘロヘロです最近ダイエットで2週間ばかりご飯を食べていなかった昆虫人間に変身していたからな やっと山頂に近づきました
山頂直下の雪渓 ガスに煙る蝶ヶ岳ヒュッテ、余りの天気の悪さに泊まろうかと思ったがテントの申し込みをしてをほりでーゆの割引券を貰っちゃった
テント場の上から素晴らしい槍穂の展望が近いですね、ジッと目をこらすと目の前に・・・・見えるかい。 梓川も眼下に、ちなみに帰りに梓川SAに寄りました、何のこっちゃい、この晩は素晴らしく乗鞍、上高地は雷注意報まで出てました朝起きても服がツメターーイ。
テントは2張りだけ夜中3時には雨はやむといっていたのに朝まで雨と風が吹きさらし前日、自衛隊がテントを張っていたので溝を掘ってあったのは助かりましたが自衛隊が自炊をせずに食事は蝶ヶ岳ヒュッテとは軟弱でっせ。 安曇野の方は晴れそうなんだが
13日朝4時、今日も素晴らしい天気です蝶ヶ岳ヒュッテが霞んでおります、こんな日は、あっさりと三股に下山の予定が昨日の熊谷の人とバッタリ出会い、どうせ降りるんだから常念岳も上らなくてはと言われ、ほーですかホンなら私もと言う甘い考えであった。 人っ子一人いない瞑想の丘、展望なんて有ろうはずもなく風は吹きさらし雨まで
雨と風で飛ばされそうな気持ちの良い稜線歩き写真を撮る気力もない  常念岳?何も見えません
常念小屋、まで下山すると前常念岳への巻き道が崩れて通行止めだと有りがたいお達しが、時すでに昼だ疲れ果ててしまい、泊まろうかと思ったが上り返して前常念岳を通って帰ると6時間半ほど掛かると言われたが仕方ないね 常念岳への分岐までは本当に辛かった前常念からの下りは、ざれていて歩きにくかった結局三股に着いたのは夜7時になってしまった
ゴゼンタチバナ ギンリョウソウ
ベニバナイチゴ サンカヨウ
サクラソウ ヤマキンバイ ミネザクラ
キヌガサソウ
キヌガサソウ
オオバキスミレ ニッコウキスゲ
シシウド タカネヤハズハハコ
チングルマ

最高の展望を期待していきましたが、ずっと雨で写真も少なく帰ってきたらデジカメが、ぶっ壊れましてデーターが読めなくなりました、暑くて全快でフル稼働しているエアコンの室外機の上に半日置いてみると、ものすごい熱気で直りました、これは良い方法です皆さんぜひお試しを。
三股Pには雨でも車が5台ほど増えておりました薄暗くなる中をほりでーゆまで車を走らせましたが心配でしたが入浴する事ができました、ここで熊谷の方とまた出会い彼らは食事をしてから帰るそうです、露天風呂にて初めて常念岳を眺めることができたが時すでに夜8時家まで帰らねば、もうぐったりです。

inserted by FC2 system