夜叉ヶ池1099m    H16年5月11日 雨 登り2時間15分  下り1時間20分

GW明けの久しぶりの休みで、どの山に登ろうかと思いネット仲間のHPを廻っていると、はうさんの過去の
山行きで「夜叉ヶ池」を見つけ、にこ山のSIVAの気ままな山歩きさんが、4月29日に、登ったレポが有り
未だ「カタクリ」が咲いているらしい、おまけに掲示板で「ふーみんさん」が5月6日に登って今が見頃だと
アドバイス頂き、これは行かなければ成りません、しかし前日の9,10日と雨が土砂降り当日の朝の
天気予報は快晴の汗ばむような夏日になると予報が、家を出る前から念入りに日焼け止めを塗り万全の
対策を前回の釈迦ヶ岳で、日焼け止めを塗っておきながら腕をまくって歩いて居たため腕が真っ赤で時計の跡びっちりですから「白塗り仮面」に変身して朝6時に家を出て八日市インターから名神に乗り関ヶ原から
北陸自動車道へ敦賀トンネルでは霧が凄く今庄を降りても雨は止みません、広野ダムのトイレに入り一路登山口まで、やな予感30分位待ってましたがいっこうに止みません、勘弁してよ・・他に車は1台もありません
こんな日に登る物好きは居ないだろう。文書作成が下手なので写真を中心に。

今回はテント泊のトレーニングをかね60Lの
ザックに水や食料など10Kgを詰め込んで
登ることに、レインを着てザックカバーを付け
てるけど、そんなに重くは感じない。
駐車場の前のカツラの木樹齢400年で、でかいです
トイレの裏にはスキーのストックなどが山盛りで杖の
代わりに置くのかな。
駐車場には誰もいません、雨も結構降っていて
川の水も凄い、案内板には石楠花も咲いていて
カタクリも咲いているように書いてあり、看板の
根本には水飲みの水道みたいのが設置してます。
泉鏡花の「幽幻伝説 夜叉ヶ池」の石碑が立派ですね、
ちなみに絶滅種のヤシャゲンゴロウを捕獲などすると
100万円の罰金だと、お・・怖。
午前8時30分、いくら待っても雨が止みそうにないので、登っている内に止むだろうという期待を
胸に登山開始。
雨が降ってはいるけど登山道は、ぬかるんでいないし
とても登りやすい所です。
途中の沢越えの丸太の橋は塗れていてとても
滑りやすいし沢は水の流れがきついですから、はまると大変です。
途中には立派な看板が500bおきに、2500からは100bおきで、道に迷うことはありません。
でっかい「トチノキ」樹高35b幹周10b
森の巨人達100選だそうです。
穴の開いた木とか、とにかく巨木が多い、びっくりです。
浸透生が高いのかな、良く水のしみ出している木が有りました生きている、目に皿を2枚付け回しながらカタクリを探し続けゆっくりと登ります。 登山道の真ん中に、こんな木も有ります、しかしガスがかかっていて一向に雨の止む気配がありません石楠花の
群生地には一輪も咲いてません。
やがて夜叉ヶ池が目の前に、対岸が見えん、
巻き道も水没、三周ヶ岳も霧の中で裏道を行こうと思いましたが展望が望めないので断念。
雨は止まないし視界はないし、誰も登ってこない、
しかし池の手前はカタクリが群生してましたが雨の
せいで全て蕾のまま、晴れたら開花するかも知れません
10時40分到着、池は満水で何も見えません
一応看板を撮影。
増水した池には「イモリ」が泳いでましたが、
ゲンゴロウは解らない。
下山してから車の中で食事をしようとも思いましたが、せっかくツェルトを持って来てるので試しに貼ってみました雨の中でも快適に食事が出来ます、その内に沢山の方が登ってきました。 帰り道に見た夜叉ヶ滝です音が凄い。
駐車場到着13時10分。大阪の観光バスが乗用車は5台位かな。 カタクリの蕾が一杯、今回はこれを見るのが目的だったので、開いてなかったけど群生しているのは見たから、
まっ良いか。

11時50分位には下山したのですが、池の前で5人位の方達に出会い三周ヶ岳の道を探したのですが、ガスがかかっているし、昨年の坂内村からの登山道へ行けないと言ってました、その後下山途中で15人位出会い
最後には30人位のツアーの団体に皆さん口を揃えて「カタクリ咲いてました」しかし今年は石楠花が全然咲いてませんね裏年かな、結局は帰りの敦賀でも雨は降ってました。

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